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結婚式服装マナー

【女性向け】結婚式の受付を依頼されたときのマナー・身だしなみを徹底解説!

結婚式の受付では、主役である新郎新婦に代わって友人や親族に依頼するのが一般的とされています。実際に新郎・新婦から結婚式の受付係を依頼されたけれど、お手伝いする内容やマナー・身だしなみについてご存知ではない方は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、結婚式の受付係の役割やお手伝いする内容についてご紹介します。また、受付係として押さえておくべきマナーや身だしなみについてもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

結婚式の受付係の役割

結婚式の受付係には以下2つの役割があります。

  • 新郎新婦に代わってゲストをお迎えする
  • ご祝儀の預かり&管理する

それぞれの役割について詳しくご紹介します。

新郎新婦に代わってゲストをお迎えする

結婚式の受付係には、主役である新郎新婦に代わって、招待されたゲストをお迎えする役割があります。実際には受付係も結婚式に招待されたゲストではありますが、新郎新婦側を代表する立場として、笑顔で案内をおこないましょう。

ご祝儀の預かり&管理する

ゲストから受け取ったご祝儀を預かったり、挙式・披露宴が始まるまで管理したりすることも結婚式の受付係の役割です。大きな金額を取り扱うため、新郎新婦や両家にお渡しするまで責任を持ってご祝儀の管理に努めましょう。

結婚式の受付係のお手伝い内容

結婚式の受付係の役割を押さえたうえで、実際にどのようなお手伝いをするのか事前に確認しましょう。受付係の主なお手伝い内容は、以下の5つです。

  1. ゲストのお出迎えと挨拶
  2. ご祝儀の預かりと管理
  3. 芳名帳(ゲストブック)への記載
  4. お車代のお渡し
  5. 席次の案内

それぞれのお手伝い内容について詳しくご紹介します。

1.ゲストのお出迎えと挨拶

会場の受付に来たゲストに対し、笑顔でお出迎えします。新郎新婦・両家の立場として、「本日はお越しいただき、誠にありがとうございます」と伝えたあと、軽く一礼しましょう。

お出迎えの注意点として、友人や知り合いが受付に来ても私語を慎むのがマナーです。特に受付直後は混み合いますので、友人との会話は最小限に控えて、受付係のお手伝いを終えた後に話しましょう。

2.ご祝儀の預かりと管理

ゲストがご祝儀を渡してきたら、「ありがとうございます、お預かりします」と伝えたうえで、両手でご祝儀を受け取ります。その後すぐにご祝儀をしまうのではなく、ゲストが芳名帳を書き終えるまではトレーの上にご祝儀を置きましょう。

ご祝儀を預かる際は、ゲストに対してご祝儀を催促するのはマナー違反です。必ずゲストからご祝儀を取り出すまで待ちましょう。

また親族や友人によっては、事前に新郎新婦へご祝儀を渡している場合もあります。受付前にゲストのご祝儀の受け取り有無について、新郎新婦へ確認しておくと安心です。

3.芳名帳(ゲストブック)への記載

芳名帳(ゲストブック)とは、結婚式に招待されたゲストの名前・住所を記載する冊子のことです。ゲストの名前・住所を記載してもらうことで結婚式の出席確認ができたり、後日お礼のお手紙やハガキを送ったりできます。

芳名帳(ゲストブック)は、受付の際に記入するのが一般的です。受付係はゲストに対し、「恐れ入りますが、こちらにお名前とご住所の記載をお願いします」と声を掛けましょう。

また新郎新婦によっては芳名帳(ゲストブック)ではなく、「ゲストカード」を用いる場合もあります。ゲストカードの場合は、ゲストが自宅で名前や住所を記載するのが基本的です。

もしゲストカードを忘れたり、事前にカードに記載していなかったりする場合は、予備のカードに記載するように声掛けをしましょう。

4.お車代のお渡し

新郎新婦より「遠方から来たゲストにお車代を渡して欲しい」と依頼されたら、ゲストの名前を確認したうえでお車代を渡しましょう。ゲストによって金額が異なったり、お車代を渡さなかったりする場合もあるため、事前に名前などを確認しておくと安心です。

お車代のお渡しについては、新郎新婦がリストを作っている場合もあります。受付が始まる前に確認しておきましょう。

5.席次の案内

ご祝儀の預かり・芳名帳への記載を終えたら、席次表をお渡しします。どのテーブルなのか聞かれることも多いため、受付前に会場内を確認しておきましょう。またトイレや控え室の場所なども聞かれる場合もあるため、会場内を一通り把握しておくと安心です。

結婚式前日&当日の受付係スケジュール

結婚式前日&当日の受付係スケジュールについて、以下の表にまとめました。

 

結婚式の前日 前日夜までに確認すべきこと

・受付係のお手伝い内容

・受付係の集合時間と場所

・会場までの交通手段

・受付の開始時間

結婚式当日

(受付前)

・会場スタッフからの挨拶と受付の説明

・会場内のトイレや控え室などの場所をチェック

・ゲスト名簿のチェック

・受付時の動作をチェック

・新郎新婦や両家に挨拶

(※もし時間に余裕があれば、受付係の受付を済ませる)

結婚式当日

(受付中)

・ゲストのお出迎え

・ご祝儀の預かりと管理

・芳名帳の案内

・お車代のお渡し

・席次の案内

など

結婚式当日

(受付後)

・ゲストの出席確認

・ご祝儀や芳名帳を預かる方に声をかけてお渡しする

 

上記のスケジュールはあくまでも目安であり、会場などによって異なります。基本的には、結婚式の当日に新郎新婦の担当プランナーや会場スタッフより受付の説明を受けられるため、指示に従っていただければ問題ありませんよ。

 

結婚式の受付係として押さえるべき5つのマナー

結婚式の受付係として押さえるべきマナーは、以下の5つです。

 

  1. 新郎新婦から受付係を依頼されたら基本断らない
  2. 新郎新婦側として丁寧な対応を心がける
  3. 時間に余裕をもって会場に向かう
  4. 何も言わず受付から離れない
  5. イレギュラーな対応はプランナーや会場スタッフに相談する

 

それぞれのマナーについて詳しくご紹介します。

 

1.新郎新婦から受付係を依頼されたら基本断らない

新郎新婦から受付係を依頼された際は、基本的に断らないのがマナーとされています。

 

受付係はゲストのお出迎えだけでなく、ご祝儀の預かり・管理が伴うため、新郎新婦が安心して任せられる人に依頼するのが多いです。「新郎新婦から信頼されている!」と思って、快く承諾できるといいですね。

 

ただし、妊娠や体調面で長時間の立ちっぱなしが難しい場合など、やむを得ない理由で受付係を引き受けられない場合もあると思います。お断りをする場合は、早めに新郎新婦へ事情を説明しましょう。

 

2.新郎新婦側として丁寧な対応を心がける

受付係を依頼された場合は、新郎新婦・両家の立場として丁寧な対応を心がけましょう。結婚式に招待されたゲストが会場で初めて会うのは受付係のため、第一印象が悪いと結婚式のおめでたい雰囲気を崩してしまう可能性もあります。

 

またご祝儀の預かり・管理する立場のため、ずさんな扱いをされてしまうとゲストも不安に感じてしまいます。ゲストが心地よく結婚式を過ごせるように、普段よりも丁寧な対応を心がけましょう。

 

3.時間に余裕をもって会場に向かう

集合時間に余裕をもって会場に向かうことも、受付係として押さえるべきマナーです。結婚式当日に新郎新婦を担当するプランナーや会場スタッフから受付の説明を受けるため、集合時間に遅れると説明を受けられません。

 

他の受付係にも迷惑をかけることになるため、当日は集合時間に余裕をもって会場に向かいましょう。万が一遅れてしまう場合は、速やかに他の受付係や会場へ連絡しましょう。

 

4.何も言わず受付から離れない

受付係はゲストからのご祝儀を管理する役割があるため、何も言わず受付から離れないように気をつけましょう。トイレや急用などでどうしても受付を離れなければならない場合は、他の受付係に離れる旨を伝えてください。

 

受付に立つ時間は、挙式や披露宴が始まる前の約30分程度です。トイレやお化粧直し、他の人への連絡などは、受付が始まる前に済ませましょう。

 

5.イレギュラーな対応はプランナーや会場スタッフに相談する

もしゲストから写真撮影や荷物の預かりなどのイレギュラーな依頼を受けたら、プランナーや会場スタッフに相談しましょう。先ほどもお伝えしたとおり、受付係が受付から離れるのは控えるのが無難です。

 

ゲストの方にはきっぱりとお断りせず、「会場のスタッフに伺いますね」などと伝えたうえで、プランナーや会場スタッフに対応を任せましょう。また、受付場所がウェルカムスペースと隣接している場合、受付前が混み合う可能性もあります。ゲストの誘導は会場のスタッフに任せて、受付係は受付に集中しましょう。

 

結婚式の受付係として知っておきたい身だしなみのポイント

結婚式の受付係として知っておきたい身だしなみのポイントは、以下のとおりです。

 

  • ドレス|露出控えめがおすすめ
  • 羽織|ボレロやジャケットを選ぶ
  • アクセサリー|上品に輝くデザイン
  • ネイル|シンプルなデザインが◎
  • シューズ|つま先が隠れたパンプス
  • ヘアセット|清潔感のあるアップスタイル

 

それぞれのポイントについて詳しくご紹介します。

 

ドレス|露出控えめがおすすめ

結婚式の受付係にぴったりなドレスは、露出を控えたドレスを選びましょう。受付ではお辞儀する場面も多いため、胸元が空いたドレスは控えるのが無難。また、ご年配のゲストもいらっしゃる場合もあるため、きちんと感のあるドレスがおすすめです。

 

ただし招待状にドレスコードが記載されていれば、ドレスコードに従ったコーディネートに仕上げましょう。ドレスコードに関する情報は以下の記事にまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。

 

ドレスコードが必要な理由とは?種類や女性におすすめのコーディネートを年代別に紹介

 

羽織|ボレロやジャケットを選ぶ

結婚式の受付係でドレスに羽織を合わせる際は、ボレロやジャケットがおすすめです。受付ではご祝儀を受け取ったり、芳名帳を案内したりと手元の動作が多くなるため、ショールだとずれ落ちやすくなります。

ボレロやジャケットであれば受付中にずれ落ちることなく、きちんと感のあるコーディネートに仕上がるためおすすめです。ドレスに合わせる羽織の選び方について以下の記事にまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。

結婚式に羽織は必要?羽織の役割や種類、選び方のポイントを解説!

 

アクセサリー|上品に輝くデザイン

結婚式の受付係でアクセサリーを選ぶ際は、上品に輝くデザインのものを選びましょう。特に昼間の挙式・披露宴の場合は、煌びやかすぎるビジューなどを避けるのが無難とされています。受付係らしいきちんと感を演出するために、パールや天然石などの上品さのあるアクセサリーを選ぶのがおすすめです。

またドレスティークでは、ドレスに合わせたジュエリーのレンタルも可能です。気になる方は以下のURLよりご確認ください。

JEWELRY | 結婚式・パーティードレスレンタルなら【ドレスティーク】

 

ネイル|シンプルなデザインが◎

結婚式の受付係におすすめのネイルは、シンプルなデザインのものがおすすめです。ワンカラーやフレンチネイルなどであれば、シンプルでありつつも上品な手元を演出できます。色味は派手すぎない、薄いピンクやベージュ系などがおすすめですよ。

 

もし職場などでネイルNGならば、爪先を綺麗に整えるだけでも清潔感を与えられます。ゲストを気持ちよくお出迎えするために、ぜひネイルケアもしてみてくださいね。

 

シューズ|つま先が隠れたパンプス

結婚式の受付係におすすめのシューズは、つま先が隠れたパンプスです。結婚式ではつま先が空いたパンプスは、縁起がよくないとされています。またサンダルやミュールなどはカジュアルなため、フォーマルな場にふさわしくないためご注意ください。

また受付の際は約30分立ちっぱなしになるため、ヒールが高すぎないパンプスを選ぶと◎。そしてフォーマルな場に素足はふさわしくないため、ストッキングの着用も忘れないようにしてくださいね。

ヘアセット|清潔感のあるアップスタイル

結婚式の受付係におすすめのヘアセットは、清潔感のあるアップスタイルです。ドレスの雰囲気に合わせて編み込みにしたり、コンパクトにシニヨンでまとめたりするのも素敵ですよ。ショートヘアであれば、ヘアピンやバレッタなどを使った耳出しのヘアアレンジもおすすめです。

【年代・立場別】結婚式の受付係におすすめのドレスコーデ

ここからは結婚式の受付係におすすめのドレスコーデについて、年代別・立場別にご紹介します。ドレス選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

20代

20代で結婚式の受付係を依頼された際は、20代らしい明るく華やかな色合いのドレスがおすすめです。パキッとした色味よりも、上品さのあるくすみ系やパステルカラーを選ぶのがポイント。ミモレ丈のドレスを選べば、子どもっぽくなりすぎず大人らしく着こなせますよ。

CELFORDセルフォード イエローレースケープドレス

 

30代

30代で結婚式の受付係を依頼された際は、大人な女性らしさを演出させるIラインやソフトマーメイドラインのドレスがおすすめです。総レースやサテンの生地はきちんと感がありつつ華やかな雰囲気もあるため、受付係のドレスにはぴったりですよ。

TADASHI SHOJIタダシ ショウジ YOKEフラワーミントドレス

 

40代

40代で結婚式の受付係を依頼された際は、地味になりすぎないシンプルで上品なデザインのドレスがおすすめです。サテン生地のドレスであれば、程よい光沢感があり華やかな雰囲気を演出できます。黒やネイビーだと落ち着きすぎる印象になるため、ピンクベージュやグレーなどの落ち着いた色味のドレスがおすすめです。

CHIARA BONIキアラボーニ ピンクケープドレス

 

親族

親族の立場で結婚式の受付係を依頼された際は、ネイビーやグレー・ブラックなどの落ち着いた色味を使ったドレスがおすすめです。地味になりすぎないようにレースやシフォンなどの生地を選んだり、首周りにアクセサリーを合わせたりすることで、華やかな印象に仕上がります。

TADASHISHOJIタダシショウジ アドーアグレードレス

 

友人

友人の立場で結婚式の受付係を依頼された際は、ハイネックやロングスリーブなどの上品さを感じるドレスがおすすめです。ブラックやネイビーだと落ち着きすぎる印象になるため、明るい色味のドレスを選ぶのが◎。受付や会場に華やかさをプラスしてくれます。

Self-Portraitセルフポートレイト ラベンダーブルー長袖ドレス

 

職場の同僚

職場の同僚として結婚式の受付係を依頼された際は、きちんと感のあるドレスがおすすめです。ロングスリーブや七分袖のドレスであれば上品な印象になるため◎。ノースリーブのドレスの場合でもボレロやジャケットを合わせることで、きちんと感を演出できますよ。

YOKO CHAN ヨーコチャン パールティアードスリーブ(水色)ドレス

 

受付係の役割やマナーを押さえて新郎新婦の門出をお祝いしよう

結婚式の受付係は、新郎新婦に代わってゲストをお迎えやご祝儀の預かり・管理する役割があります。結婚式当日に慌てることがないように、お手伝いする内容や前日・当日のスケジュールを確認しましょう。

 

また新郎新婦側の立場としてゲストを気持ちよく笑顔でお出迎えをおこない、丁寧な対応を心がけることが大切です。今回ご紹介した受付係のマナーを押さえて、新郎新婦の特別な1日をサポートしてくださいね。

 

受付係にふさわしいドレスを選ぶならドレスティークがおすすめ

結婚式の受付係にふさわしいドレスをお探しであれば、ドレスティークにお任せください!ドレスティークではドレスの知識が豊富なプロのスタイリストから、ドレス選びのアドバイスをもらいながら自分に似合うドレスをレンタルできます。

 

ドレス試着のご予約は、結婚式の2ヵ月前からWEBよりご予約が可能です。結婚式の受付係に合うドレス選びでお悩みであれば、ぜひご相談ください。

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