ドレスコードが必要な理由とは?種類や女性におすすめのコーディネートを年代別に紹介
式典やパーティー、レストランなどで聞いたことがある「ドレスコード」。日本ではあまり聞き馴染みのない言葉のため、ドレスコードが指定されたパーティーにお呼ばれした際に、どのような服装を選べばいいのか迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。
そこで今回はドレスコードが必要な理由と利用シーン、ドレスコードの種類について詳しくご紹介いたします。また20代〜50代女性におすすめのドレスコーディネートについてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ドレスコードが必要な理由
ドレスコードが必要とされている理由は、会場やパーティーなどの雰囲気を統一するためです。例えば高級なホテルやレストランなどの場合、Tシャツやサンダルなどのラフな服装で入店すると、ラグジュアリー感のある雰囲気が崩れてしまいます。場の雰囲気を崩さないためにも、ドレスコードを守らなければなりません。
またドレスコードは、自分の立場を表す服装としても用いられます。ドレスコードは種類によって格式が決まっているからです。どのような立場で式典やパーティーに出席するのかによって、適切な服装が異なります。ドレスコードの種類については、後ほど詳しくご紹介します。
ドレスコードが利用されるシーン
ドレスコードが利用されるシーンは、以下のとおりです。
- 高級ホテルやレストラン
- 格式のある料亭
- 各種パーティー(式典、祝賀会、謝恩会など)
- 演奏会(クラシックコンサートなど)
- 観劇(バレエ、オペラなど)
- 結婚式など
高級ホテルやレストラン、格式のある料亭の場合は、場の雰囲気を守るためにドレスコードが定められている場合があります。事前にホームページなどで確認しておくと安心です。
また各種パーティーや演奏会、観劇などの場合、主催者によってドレスコードが設けられる場合があります。招待状やホームページに記載されているため、あらかじめ確認しましょう。
そして結婚式の場合は、ドレスコードが記載されていなくても立場に合わせて服装を手配する必要があります。新郎新婦の両親であれば正礼装、友人であれば準礼装を着用するのがマナーです。後ほど、ドレスコードの種類と合わせて詳しくご紹介します。
また結婚式では、新郎新婦から会場の雰囲気を統一するために服装の色を指定される場合もあります。その場合は立場など関係なく、指定されたとおりに服装を手配しましょう。
ドレスコードの種類
ドレスコードは主に3つの種類に分けられます。
- 正礼装(フォーマル)
- 準礼装(セミフォーマル)
- 略礼装(インフォーマル)
それぞれの特徴について詳しくご紹介します。
正礼装(フォーマル)
正礼装(フォーマル)とは、ドレスコードの中で最も格式のある衣装のことです。正礼装に分類されるドレスは2種類あり、時間帯によって着用するドレスが異なります。昼間の時間帯であれば「アフタヌーンドレス」、夕方以降〜夜の時間帯であれば「イブニングドレス」が適しています。
正礼装は式典やパーティー、結婚式などで主催者となる方が着用します。式典やパーティーであれば会長や社長、結婚式であれば新郎新婦と両親などです。
着用する際のマナーとして「アフタヌーンドレス」では、肌の露出を控えるのがマナーとされています。一方、「イブニングドレス」では、デコルテや背中などを露出したデザインが多く、華やかに着こなすのがマナーです。
以下の記事にイブニングドレスの特徴や着用マナーについてまとめてありますので、ぜひ参考にしてください。
参考URL:イブニングドレスの特徴とは?選ぶポイント・着用マナーについてご紹介!
準礼装(セミフォーマル)
準礼装(セミフォーマル)とは、ドレスコードの中で正礼装の次に格式が高い衣装のことです。準礼装に分類されるドレスの種類は、「セミアフタヌーンドレス」「カクテルドレス」などがあります。スカートの丈が、ひざ丈〜ミモレ丈くらいの長さであることが特徴です。
準礼装は式典やパーティー、演奏会、観劇、結婚式などでゲストの方が着用されます。式典やパーティーであれば来賓の方、結婚式であれば親戚や友人であれば準礼装が相応しいでしょう。
略礼装(インフォーマル)
略礼装(インフォーマル)とは、準礼装からカジュアルダウンした衣装のことです。カジュアルダウンだからと言って、綿や麻などのカジュアルな素材の衣装を選ぶのはNG。上品さ・華やかさのある衣装が適しています。
略礼装は同窓会やディナーショーなどの各種パーティ、演奏会、観劇、結婚式の2次会などでゲストとして参加する場合に着用されます。また「平服」と指定されている場合も、ドレスコードとして略礼装が当てはまります。パーティーの内容や会場の雰囲気に合わせて、上品なコーディネートに仕上げることが大切です。
【20代向け】おすすめのドレスコーディネート
20代におすすめのドレスは、20代らしい可愛らしさがありつつ、ビジューなどの装飾が施された華やかなドレスです。アフタヌーンドレスでは、露出を控えたロングスリーブのドレスがぴったり◎。イブニングドレスは、デコルテや背中が綺麗に見えるベアタイプのドレスがおすすめです。カクテルドレスはひざ丈の長さのワンピースを選ぶことで、20代らしいフェミニンな印象を与えられますよ。
TADASHI SHOJIタダシショージYOKEレースピンクロングドレス
Self-portrait セルフポートレート ピンクフラワースパンコールミモレドレス
Red Valentino レッドヴァレンティノ SG袖フラワードレス
【30代向け】おすすめのドレスコーディネート
30代におすすめのドレスは、上品な色味や素材・シルエットにこだわったドレスです。アフタヌーンドレスは、大人っぽい雰囲気を演出できるタイトなシルエットのドレスがおすすめ◎。イブニングドレスは、レースや光沢感のあるサテンなどを使った華やかさのあるドレスが似合います。またカクテルドレスでは、ピンクベージュやオリーブなどの上品な色味を選ぶと、30代らしい大人な雰囲気のコーデに仕上がりますよ。
TADASHI SHOJIタダシ ショウジ コンフィグリーンロングドレス
PEELSLOWLY ピールスローリー グリーンアシメドレス
VALENTINO ヴァレンティノ ピンクサイドリボンドレス
【40代向け】おすすめのドレスコーディネート
40代におすすめのドレスは、デザイン性のある女性らしい魅力を引き出してくれるドレスです。アフタヌーンドレスは、レースや刺繍などが施された女性らしい華やかさのあるものが◎。イブニングドレスでは、シンプルすぎると地味に見えてしまうので、デザイン性のあるドレスがおすすめです。またカクテルドレスでは、パキッとした色味よりも、深みのある色味を選ぶと上品さを演出できますよ。
Badgley Mischka バッジェリーミシュカ イエローフリルドレス
YOKO CHAN ヨーコチャン パールティアードスリーブ(水色)ドレス
【50代向け】おすすめのドレスコーディネート
50代におすすめのドレスは、落ち着いた色味で厚みのある生地のドレスがおすすめです。アフタヌーンドレスやイブニングドレスは、シンプルすぎないようにレースや刺繍が施されたドレスがおすすめ◎。ドレスの色味は、落ち着いた上品さのあるブラック・ネイビー・ベージュを選ぶと、50代らしい余裕のある大人な雰囲気を演出できます。インフォーマルなドレスを選ぶ際は、厚みのあるシャンタン・ジャガード・ウールなどを選ぶと、上品でありつつ華やかな印象になりますよ。
Christian Dior クリスチャンディオール ピンクペプラムドレス
ドレスに合わせるおすすめの小物・ヘアスタイル
ドレスを素敵に着こなすために、おすすめの小物・ヘアスタイルを押さえましょう。
- アクセサリー|時間帯に合うものを選ぶ
- バック |小ぶりのバックを選ぶ
- シューズ |ヒールのあるパンプスがおすすめ
- ヘアスタイル|シーンに合うヘアスタイルを心掛ける
それぞれのポイントについて詳しくご紹介します。
アクセサリー|時間帯に合うものを選ぶ
ドレスに合わせるアクセサリーは、式典やパーティーが開始する時間帯に合うものを選びましょう。昼間の時間帯は、輝きを抑えた上品なアクセサリーが適しています。パールやマット加工などが施されたシルバーアクセサリーなどがおすすめです。
一方、夕方〜夜の時間帯では、煌びやかなアクセサリーが適しています。ビジューやゴールドを使ったアクセサリーなどがおすすめです。ただし結婚式の場合は、新婦よりも華やかすぎないように注意しましょう。
またドレスティークでは、各種パーティーに相応しいアクセサリーを取り揃えています。ネックレス・イヤリングとセットでレンタル可能なため、ぜひ参考にしてみてください。
https://dresstique.jp/jewelry/
バッグ|小ぶりのバックを選ぶ
ドレスに合わせるバッグは、小ぶりのパーティーバッグを選びましょう。フォーマルな場では、小ぶりのバッグが適しています。立食形式のパーティーであれば肩掛けできるチェーン付きのパーティーバッグ、着席形式のパーティーであればクラッチバッグがおすすめです。
もし荷物が多い場合は、サブバッグを活用しましょう。ホテルやレストランであれば、クロークに荷物を預けられます。もし大きな荷物がある場合は、事前に会場へ確認しておくと安心です。
そしてドレスティークでは、チェーン付きのパーティーバッグやクラッチバッグのレンタルも可能です。下記URLよりぜひ参考にしてみてください。
https://dresstique.jp/bag/
シューズ|ヒールのあるパンプスがおすすめ
ドレスに合わせるシューズは、ヒールのあるパンプスがおすすめです。アフタヌーンドレスやイブニングドレスの場合は、5cm〜7cmのヒールを選ぶとスタイルよく着こなせます。ただしドレスや身長によって適したヒールの高さが異なるため、ドレスと合わせてヒールの高さも確認しましょう。
ドレスティークでは、各種パーティーにぴったりなパンプスを取り揃えています。ドレスとご一緒にレンタル可能なため、ぜひ参考にしてみてください。
https://dresstique.jp/shoes/
ヘアスタイル|シーンに合うヘアスタイルを心掛ける
ドレスに合わせるヘアセットは、シーンに合うヘアスタイルを心掛けましょう。フォーマルな場であれば、シニヨンや夜会巻きなどのアップスタイルがおすすめです。ドレスの雰囲気に合わせて、編み込みや低い位置でのポニーテールも素敵ですよ。
またカジュアルな場での食事会やパーティーなどであれば、ハーフアップでも問題ありません。編み込みしたり、ヘアアクセサリーなどを使ったりして華やかなヘアスタイルに仕上げましょう。
ドレスコードに合うドレスを選んでおしゃれを楽しもう!
ドレスコードは、正礼装(フォーマル)・準礼装(セミフォーマル)・略礼装(インフォーマル)の3種類に分けられます。式典やパーティーなどに参加する際、立場によって着用する衣装が異なるため、それぞれの立場に合うドレスを着用しましょう。
またドレスに合う小物やヘアスタイルを合わせることで、より素敵なコーディネートに仕上がります。アクセサリーの場合、昼間は上品なものを、夕方〜夜は煌びやかなものを選ぶのがおすすめです。
そしてドレスは年代によって、おすすめの色や素材などが異なります。今回ご紹介したドレスを参考に、自分に合うドレスを選んでみてくださいね。
利用シーンに合うドレスを選ぶならレンタルドレスがおすすめ!
高級ホテルやレストランでのお食事会や、式典・各種パーティーなどに着用できるドレスをお探しであれば、レンタルドレスがおすすめです。それぞれの利用シーンに合うドレスを選んだり、その時のトレンドにぴったりなドレスを選べたりできます。
またレンタルドレスであれば、自分でクリーニングに出したり、保管したりするメンテナンスが不要です。手間をかけずに、利用シーンに相応しいドレスが着用できますよ。
ドレスティークは、FENDIやDiorなど有名ブランドのドレスを多数取り揃えています。ドレス選びでお悩みであれば、ぜひドレスティークにご相談ください。