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クラシックコンサートの服装を選ぶポイント!おすすめコーデもご紹介します

オーケストラやオペラなどの音楽を楽しめるクラシックコンサート。最近ではお仕事終わりの時間帯に開かれるコンサートも多く、気軽に鑑賞しやすくなりました。しかし、初めてクラシックコンサートに行く場合、どんな服装を選べばいいのか悩んでしまいますよね。

そこで今回は、クラシックコンサートの服装を選ぶポイントについてご紹介します。また、クラシックコンサートの服装に合わせる小物やヘアスタイル、おすすめのコーディネートについてご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

初めに押さえておきたい!クラシックコンサートの基本マナー

クラシックコンサートの服装を選ぶ前に、まずは基本的なコンサートのマナーについて押さえておきましょう。マナーを知った上で服装を選ぶことで、自然とクラシックコンサートに適したコーディネートに仕上がりますよ。

・音に気を付ける

クラシックコンサートを行うホールは、音がよく響く設計になっています。小さな音でもホール内に響いてしまうため、会場内に入ったら音を出さないように注意しましょう。特に演奏中に音を出してしまうと、演奏者が演奏に集中できない恐れがあります。

バッグに付けたチャームの音や、紙袋・ビニール袋が擦れる音など、些細な音もホール内に響いてしまうため、会場内への持ち込みは控えるのが無難です。また、演奏が始まる前はスマートフォンなどは電源を切るか、もしくは振動が出ないマナーモードに設定してください。

演奏中に咳やくしゃみが出そうになった場合は、ハンカチで口元をしっかり押さえましょう。口元を押さえることで、ホール内に音が響くのを軽減してくれます。

・匂いに配慮する

クラシックコンサートに行く際は、匂いへの配慮も大切です。香水の匂いは周りの人を不快にさせてしまう場合があります。普段香水をつけている方は、コンサート当日は控えておきましょう。

また香水だけではなく、体臭にも気をつけなければいけません。特に夏場であれば、汗の臭いが気になる場合もあります。デオドラントのケアができるアイテムを持参し、演奏が始まる前にお手洗いなどでケアを済ませておきましょう。

それからコンサート前の飲酒は控えるのが無難です。他にもニンニクなどの臭いが残る材料を使った料理なども控えるといいですね。

・時間に余裕を持って来場する

クラシックコンサートでは、開演後の入退場ができない場合がほとんどです。なぜなら、演奏の途中で入室することによって、音がホール内に響いてしまうからです。クラシックコンサートを楽しむためにも、時間に余裕を持って来場しましょう。

もし都合で遅れてしまった場合、クラシックコンサートの公演内容にもよりますが、演奏が終わったタイミングや、休憩中に途中入場できることもあるそうです。遅れて到着してしまった場合は、会場スタッフの指示に従い、静かに入室しましょう。

クラシックコンサートの服装選びで気を付けるポイント

クラシックコンサートの基本的なマナーを押さえたうえで、服装選びで気を付けるポイントについて3つご紹介します。演奏者と周りの方に配慮したコーディネートを心がけましょう。

・音が出る素材を使った服装は避ける

クラシックコンサートの服装選びで最も気をつけてほしいポイントは、音が出る服装を避けることです。先ほどもお伝えした通り、ホール内は音が大変響きやすくなっています。そのため、服装が擦れる小さな音であっても、ホール内に響いてしまう恐れがあるのです。

演奏者や周りの方の迷惑にならないためにも、音が出る素材なのか事前に確認することが大切です。特にナイロン素材を使用した服装は、服が擦れるたびに「シャカシャカ」と音がなってしまうため、クラシックコンサートでの着用は控えましょう。

また素材以外にも、服装の装飾にも注意が必要です。ボタンやチャックなどが当たってしまい、音が出やすい場合もあります。またスパンコール生地やラメの生地など、生地同士が擦れて「シャリシャリ」となる場合もあるため、ご自宅などで確認しておくと安心です。

・ドレスコードを確認する

クラシックコンサートの服装選びでは、あらかじめドレスコードを確認しておくことも大切です。日本で行われるクラシックコンサートでは、基本的にドレスコードはありませんが、格式があるクラシックコンサートの場合、ドレスコードが指定されている場合もあります。

もしドレスコードが指定されている場合は、HPや招待状に記載されている内容を確認しましょう。それからドレスコードに適した服装を選ぶことが大切です。正礼装であれば、アフタヌーンドレスやイブニングドレスを用意しましょう。

またドレスコードが指定されていない場合でも、カジュアルすぎない服装を選ぶのがおすすめです。Tシャツにジーンズでも問題はありませんが、周りの雰囲気に合わずに浮いてしまう場合があります。スマートカジュアルな服装を選ぶのがおすすめです。

・帽子やヘッドアクセサリーの着用は控える

クラシックコンサートは、帽子や大きめのヘッドアクセサリーを身につけるのは控えましょう。コンサートホールでは着席した状態で演奏を楽しむため、帽子やヘッドアクセをつけたままだと、後ろの人の視界を遮ってしまう恐れがあるからです。

もし帽子を着用している場合は、着席する前にバッグへ収納しましょう。そしてヘッドアクセサリーは大ぶりなものではなく、小ぶりのものを選ぶのが無難です。両隣だけではなく、周囲への気遣いを心がけたコーディネートに仕上げましょう。

クラシックコンサートの服装に合わせる小物・ヘアスタイル

クラシックコンサートの服装を選ぶポイントを押さえたあとは、合わせる小物やヘアスタイルについて押さえていきましょう。演奏者は周りの人への配慮を忘れず、自分らしい素敵なコーディネートに仕上げてくださいね。

・アクセサリー

クラシックコンサートの服装に合わせるアクセサリーは、音が鳴らないシンプルなものを選ぶのがおすすめです。イヤリングの場合は、揺れるようなタイプのものではなく、一粒パールのようなシンプルなものを身につけるのがよいでしょう。

またネックレスの場合も、装飾がないシンプルなものがおすすめです。たくさんのパーツが施されていると、パーツ同士が擦れて音が出る場合や、パーツと洋服が擦れて音が出てしまう場合もあります。ロングネックレスよりも、シンプルなショートネックレスがおすすめです。

・バッグ

クラシックコンサートの服装に合わせるバッグは、大きすぎないサイズのバッグを選びましょう。ホールによっては客席の通路が狭く、荷物を置けない場合もあります。もし大きめのバッグを持ち込む場合は、あらかじめ会場にクロークがあるのかを確認しましょう。

また、ドレスコードが決まっているフォーマルな場であれば、バックは小ぶりのサイズがふさわしいとされています。パーティー用のクラッチバッグや、ショルダーバッグを選びましょう。ショルダーバッグの場合は、紐の部分が洋服に擦れて音が鳴らないか確認してくださいね。

・靴

クラシックコンサートの服装に合わせる靴は、ヒールのあるパンプスでも問題はありません。ただし、歩いた時に「コツコツ」と歩く音が鳴ってしまうのは、クラシックコンサートでは控えるのが無難です。事前にヒールの音が鳴らないか確認しましょう。

ヒールのあるパンプスを選ぶ場合は、太めのヒールを選ぶことで、歩く音が軽減されます。またヒールのゴム部分が硬すぎると歩いた時に音が鳴ってしまうため、ゴムの柔らかさも確認しておくと安心です。

それからヒールのあるパンプスやミュールを履く場合、歩き方にも注意してみましょう。ヒールのゴム部分が擦れていない場合でも、かかとを引き摺って歩いている場合、「コツコツ」と音が鳴ってしまいます。つま先に重心を置くようにして歩くことで、音が気にならずに歩くことができますよ。

・ヘアスタイル

クラシックコンサートの服装に合わせるヘアスタイルは、ドレスコードや会場の雰囲気に合わせるのが大切です。フォーマルな場であれば、アップスタイルがベターとされています。スマートカジュアルな服装であれば、きちんと感のあるハーフアップもおすすめです。

また、先ほどもお伝えした通り、席の後ろに座っている方に配慮して大きめなヘッドアクセサリーは控えましょう。ショートヘアの方であれば、ヘアピンを使ったヘアアレンジや、編み込みなどで普段とは違うヘアスタイルを楽しんでみてはいかがでしょうか。

【シーン別】クラシックコンサートにおすすめの服装

クラシックコンサートを鑑賞する際におすすめしたい服装について、シーン別にご紹介します。コンサートの雰囲気に合う服装を選ぶことで、より素敵なコーディネートに仕上がるので、ぜひ参考にしてくださいね。

・ガラコンサート

記念公演や特別公演として催されることが多いガラコンサートでは、ドレスコードが指定される場合があります。ドレスコードが指定されている場合は、正礼装のドレスを選びましょう。昼間の公演であればアフタヌーンドレス、夜の公演であればイブニングドレスが適しています。

昼間の正礼装であるアフタヌーンドレスは、少し露出を押さえたドレスを選ぶのがポイント。一方、夜の正礼装であるイブニングドレスは、レース素材を部分使いしたデザインや、光沢感のあるサテン生地を使用したドレスがおすすめです。

TADASHI SHOJI タダシショウジ デイジーホワイトロングドレス

LANVIN グリーンプリーツロングドレス

・海外コンサート

海外にてクラシックコンサートを鑑賞する場合、歴史のあるホールで催されるクラシックコンサートでは、ドレスコードが指定されることがあります。その場合はガラコンサートと同じように、正礼装であるアフタヌーンドレスやイブニングドレスを着用しましょう。

また海外のクラシックコンサートでも、日本と同じようにドレスコードの指定がないコンサートもあるとのこと。特に指定がなければ、会場の雰囲気に合わせて、きちんと感のあるドレスを選ぶのがおすすめです。ミモレ丈のドレスは、女性らしい上品さを演出してくれますよ。

MARCHESA マルケッサ 赤ローズドレス

・オペラコンサート

オペラコンサートでは、ドレスコードの指定がないことが多いそうです。しかし、カジュアルすぎる服装は周りから浮いてしまう可能性があるため、会場の雰囲気にあったドレスを選びましょう。

女性らしい上品さを演出したい場合は、繊細なレースが施されたドレスがおすすめ。もしシンプルなドレスを選んだ場合は、イヤリングやネックレスなどを着用して、華やかさをプラスしましょう。

Self-portrait プリマヴェーラプリーツロング

・バレエコンサート

友人や知人から招待されて鑑賞する機会が多いバレエコンサートでは、ドレスコードの指定はほとんどありません。ただし、Tシャツにジーンズなどのコーディネートはカジュアルすぎるため、周りから浮いてしまう場合もあります。普段よりも綺麗めなコーディネートを心がけるといいでしょう。

サテンなど光沢感のあるワンピースは、バレエの雰囲気にぴったりなエレガントさを演出してくれます。スカートの丈はロングだとフォーマル感が強くなってしまうため、ひざ丈もしくはミモレ丈くらいの長さがおすすめですよ。

VALENTINO ヴァレンティノ ピンクサイドリボンドレス

【シーズン別】クラシックコンサートにおすすめの服装

クラシックコンサートにおすすめの服装について、季節別にご紹介します。季節に合わせたコーディネートを組むことで、オシャレ度が一気に上がりますよ。

・春

春のクラシックコンサートにおすすめの服装は、薄いパープルやピンクなどの淡い色味を取り入れたドレスです。また、エアリー感のあるチュール生地や、柔らかなシフォン生地を使用したドレスは、春らしさを演出してくれますよ。

Self-Portrait 水色パフ袖レースミモレドレス

・夏

夏のクラシックコンサートにおすすめの服装は、明るいグレーやネイビー、ブルーなどの寒色系の色味を使用したドレスです。寒色系の色味は落ち着いた知的で落ち着いた雰囲気を演出しつつ、季節感もあるのでおしゃれに着こなせますよ。

CELFORD セルフォード ブルーバックボウドレス

・秋

秋のクラシックコンサートにおすすめの服装は、スモーキーピンクやベージュなどのくすんだ色味を取り入れたドレスです。くすみ系の色は、大人らしい洗練された雰囲気を演出してくれます。また、シンプルになりすぎないよう、アクセサリーで華やかさをプラスするのがおすすめです。

TADASHI SHOJI タダシショウジ ピンクゴールドスパンコールミモレドレス

・冬

冬のクラシックコンサートにおすすめの服装は、モノトーンやワインレッドなどの深い色味を使用したドレスです。ベロアなど冬にぴったりな素材を選ぶことで、冬の季節感を取り入れたオシャレなコーディネートに仕上がりますよ。

GIVENCHY ジバンシィ MIXベロア長袖ドレス

ディナーショーや、コンサートにおすすめのドレス一覧は、こちらから

まとめ

クラシックコンサートの基本的なマナーと服装選びのポイントを押さえたうえで、素敵な服装を選びましょう。また、コンサートのシーンにマッチした服装や、季節に合った色を取り入れることで、より魅力的なコーディネートに仕上がりますよ。

ドレスティークでは、クラシックコンサートにぴったりなドレスを豊富に取り扱っています。素敵なドレスを着用して、優雅なクラシックコンサートを満喫しませんか?店舗では事前試着も可能なので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

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